HTMLコーディングでSEO内部対策! Webサイトを最適化しよう | e-coding

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HTMLコーディングでSEO内部対策! Webサイトを最適化しよう

SEO対策(内部対策)の鍵を握るのはHTMLコーディングです。検索エンジン(Google)はクローラを巡回させ、新しいデータ収集しています。検索順位を上げるには、まずは適切なHTMLコーディングでWebサイトの情報を、Googleに正しく認識させる必要があります。

Webサイト(Webページ)を情報発信や集客に利用するのは最早当たり前のことになりました。しかしユーザーの多くは、検索結果の上位に表示される一部のページしか閲覧しません。そのためSEO対策は非常に重要です。

SEO対策(Search Engine Optimization、検索エンジン最適化)とは、検索エンジンの検索結果でWebサイトをより上位に表示させるためにとる対策のことです。外部対策と内部対策の2種類があり、内部対策はHTMLコーディングによって行います。

世界全体で最も利用者の多い検索エンジンは「Google」です。ネット規制がある中国とロシア以外の国ではほぼシェアを寡占しています。日本では「Yahoo!」が健闘していますが、Yahoo!はGoogleの検索アルゴリズムを導入しているので、事実上、検索エンジン=Googleと考えて差し支えありません。

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クローラにコンテンツの情報を伝える

検索ワードに対して適切な回答が含まれるページを紹介するのがGoogleの役割です。SEO対策では検索順位を上げるための手法に注目が集まりがちですが、大前提としてWebサイトの情報を正しくGoogleに伝え、順位付けの対象であると認識させる必要があります。

Googleはクローラというプログラムを定期的に巡回させ、Web上にあるさまざまなデータを収集しています。クローラに収集されたデータはGoogleによる解析を経て、データベースにインデックスされます。インデックスされるとは、データベースに含まれて検索対象とみなされることです。

つまりクローラに巡回してもらい、データベースにインデックスされるという2つのハードルをクリアしないと、そもそも検索対象にすら含まれないのです。

<検索順位を決める手順>

  1. 1.クローラを巡回させ、Webサイト(Webページ)のデータを収集する
  2. 2.データベースにインデックスする
  3. 3.インデックスされたデータをもとに順位を決定する

Webサイトをクローラが巡回しやすい構造にしたり、コンテンツの情報をGoogleが理解できるように伝えたりといったことが、HTMLコーディングによるSEO内部対策に含まれます。

XMLサイトマップを用意する

クローラはすでにデータベースにインデックスされたWebサイトにあるリンクをたどって新しいデータを収集します。つまりインデックス済みのページからリンクが1つもないWebサイトは、クローラに巡回してもらえないということになります。

そのため新しくWebサイトを公開するときは、クローラに巡回を依頼する必要があります。「XMLサイトマップ」というクローラ用のサイトマップを作成し、Googleサーチコンソールから送信しましょう。XMLサイトマップがあればクローラはWebサイト全体をもれなく巡回してくれます。

クローラが巡回しやすい構造を作る

リンクをたどりながら新しいデータを収集していくという性質上、クローラが巡回しやすいのは、シンプルでわかりやすい構造のWebサイトです。Webサイトの階層をなるべく3階層以内におさめ、パンくずリストを設置しましょう。

HTMLコーディングでGoogleに内容を伝える

人間は見るだけでWebサイトのコンテンツが表現している内容を把握(理解)できますが、Googleには無理です。せっかくクローラに巡回してもらっても、肝心のGoogleが収集したデータから内容を読み取れなければ、適切なインデックスは望めません。

Webサイトに掲載しているコンテンツの内容をGoogleにも理解できるよう伝えるために必要なのが、HTMLコーディングです。タイトル、メタ属性、見出しなどは、コンテンツの内容を把握する大きな手掛かりとなります。

<SEO対策で特に重要なタグ>

  • title(タイトル)
  • meta(メタ属性)
  • h1~h6(見出し)

HTMLを使って「このページには~~ということが書かれています」と示してやることで、より適切にインデックスされやすくなります。

次に、Webサイトの評価を上げるためにできることをご紹介します。

ページの表示速度を上げる

表示に時間のかかるWebサイトは、ユーザーに嫌われるだけでなくGoogleからも低評価を受けます。ネットサーフィンしているだけのユーザーは読み込み終わるのを待たずに離脱してしまいますし、待ってくれるユーザーの心象も悪くなります。

画像の軽量化(最適化)

ページの表示速度が遅くなる最大の原因は画像です。リサイズや保存形式を適切にすることで、ファイルサイズをかなり軽量化できます。

画像を大量に使用する場合は、軽量化だけでは対応が不十分な場合があります。ファーストビュー部分を先に表示させてから続きを読み込ませたり、ローディングページを挟んだりといった対処法が有効です。

短く簡潔なCSSの記述

CSSの読み込みに時間がかかっているケースもあります。冗長な表現を避け、重複している命令を削除することでファイルサイズをコンパクト化できます。またコードの記述法を見直す(なるべくシングルセレクタにする等)ことで、ブラウザにかかる負荷を減らすこともできます。

AMP

AMP(Accelerated Mobile Pages、アンプ)とは、モバイルページを素早く表示させるための仕組みです。

AMP対応すると装飾や動きが必要最小限に制限されます。見た目はとても簡素になりますが、代わりに一瞬でページを表示できるようになります。

AMPはスマホからの閲覧を快適にするための仕組みですが、後述のモバイルフレンドリーとは関係ありません。なぜなら表示速度より動きやデザイン性が重視されるWebサイトもあるからです。

スマホ対応(モバイルフレンドリー)

スマホ閲覧の割合が急増したため、Googleは「モバイルファーストインデックス」を導入しました。検索順位を決める評価基準が、PCサイトからスマホサイト(モバイルサイト)に順次変更されています。そのため今後はスマホ対応がますます重要になっていくでしょう。

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まとめ:SEO対策の基本はHTMLコーディングにあり

Webサイトの検索順位を上げるには、質の高いコンテンツを掲載することが一番重要です。しかしいくら素晴らしいコンテンツが用意できたとしても、肝心のGoogle(検索エンジン)に伝わらなければ効果は上がりません。

SEO内部対策は、Web制作における基礎工事のようなものです。Webサイトの内容を正しく評価してもらうためには、適切なHTMLコーディングが必要です。

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